Nurseなドラマー

23歳で社会不安障害と診断、現在も心療内科通院中。看護学校退学したため合計7年半は看護学生をしていました。今は正看護師。糖質制限ダイエットや、注文住宅のことも書いています。

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看護学生 うつになるのはなぜ? 理由を経験から考察。

目次

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看護学生時代、うつ病で「あなた、留年しても看護師は無理よ」と校長から言われた私が解説

私は、23歳時に心療内科を受診し社会不安障害だと診断されました。仕事も安定した職に就かず抑うつ状態に悩む日々…。対人関係にはいつも緊張し、そんな私ですが29歳の時にレギュラーの看護学校へ進学しました。

 

「やる気と真面目さがあれば、看護学校は卒業できるはず」と入学したものの、学力や精神面の不安定さが行く手を阻みました。今も心療内科に通院中です。自分がうつ病になったからなのか、看護学校を退学まで経験したこともあるためか、看護学生はうつに追い込まれる人も多いのでは?と感じました。

 

人には、育ってきた環境や社会に出てからの経験などにより、性格は良くも悪くも人によって違います。順調に看護学校を卒業できる人もいれば、私のように何度もつまずいてしまう人もいるのかもしれません。

 

今回は、私の実体験を書いてみました。短い文章ですが、これから看護師を目指す人であったり、現役の看護学生で実習が不安で、しんどくて泣きそう…。または看護学生を持つ親御さんが、お子さんの学生生活の理解に繋げてくださったりして、未来の看護師さんの卵が大きな挫折をしてしまわないように、拙いブログですが参考にしていただけたら幸いです。

 

 

看護学校のスケジュール 

授業日

月~金 8:50~16:10

臨地実習 

月~金 8:30~16:00 

(水曜あたりで校内に1日戻り、記録の修正や看護の方向性を教員と相談)

 

実習期間

1年次 2月くらいに基礎①(1週間程度)

2年次 8月くらいに基礎②(3週間程度)※10年前のことで曖昧ですみません

3年次 2月~11月くらいまで各論実習

 

実習が終わったころに

11月~ 卒業研究

2月中旬 看護師国家試験

3月下旬 看護師国家試験合格発表

 

看護学校での実技テスト

VS測定、シーツ交換、全身清拭、陰部洗浄、オムツ交換

・テストごとに実施時間を決められることもあります。時間内に、各チェック項目を満たし60点以下では不合格にしますなどと条件が設定されています。各手技の順序や方法は適切か、患者役に対し適切な声かけや観察ができているか確認されます。清拭では教員の湯温チェックが定番です。

・紙面事例などで、疾患・麻痺がある・呼吸状態が悪いなどの設定を決められ、学生同士で看護師役・患者役を決めて実施します。

・私は、29歳の看護学生1年の時、陰部洗浄の技術テストで頭が真っ白になり、手順は全部飛び、汗をダラダラと滝のようにかき、何度もテストを受けさせられていました(笑)

 

 

看護学生が辞めていくタイミング

1年次 8月の夏休み

2年次 基礎②の実習が落ちた後

3年次 各論実習入る前

 

看護学校を辞める理由

・勉強が難しい

・実習がハードで精神面に異常をきたす

うつ病・睡眠不足・実習病院での過緊張)

・学生間や教員との人間関係

・看護師に向いていないと感じだす、周りから言われる

 

看護学校を順調に乗り切るために持っていれば有利なもの6選

学力

私は、偏差値40から看護師になった底辺看護師かもしれません。29歳で入ったレギュラーの看護学校には、関西で3本の指に入る大学卒業のクラスメイトもいました。クラスでも群を抜いた学力で、みんなから頼られ教員からも評判良く、対人関係も完璧な人でした。やはり、看護学校を順調にクリアするには学力は高い方が良いです。私は、授業もチンプンカンプンでしたし、レギュラーの学校の時は、対人関係が異常に緊張し不安に毎日包まれていて、今から考えても、精神面でかなり異常をきたしていました。もう人生でMAXのうつ状態でした(笑)

 

やはり、学力も精神面でも余裕のない私が、学力がもっともっとあれば、何とかなっていたのかもしれません。自分に頑張る気があっても、授業についていけなかったり、情緒不安定では、実習になると余計に浮いた存在になります。実習メンバーからも浮き、先生からも心配され、看護の視点からズレた実習記録を書き、アセスメントができず睡眠不足になるなど、すべてが悪循環になってしまいました。学力は基本ですが、理解力や要領の良さもある程度必要になってくると思います。

 

 

対人関係能力

私は、対人関係の力が全くなかったわけではありません。看護学校での学祭で毎年、何かワンステージもらうようなソロとしても出演しましたし(笑)それで、他学年の人からも声を掛けられたりしましたし、クラス内でも仲良く話せてはいました。対人関係能力が高い人は、地頭が良く機転が利きます。また周囲に助けを求めやすいと思いますし、その都度疑問を解消していけるのではないでしょうか。私の場合は、学力と精神面が欠けすぎていたので、対人関係はある程度良くても、卒業まで辿り着けけなかったと考えています。

 

 

精神面での安定

私の場合は、度を越えた緊張・不安が2年生の基礎②実習の最中に出現しました。きっかけは、患者様をベッドから車椅子へ移乗させる際に、自分の足と車いすの位置関係に混乱し、考えている間に端坐位の患者から手を放してしまったことです。

 

患者様は後方へ倒れベッド柵で頭を打ち、その場で実習停止です。事故報告書を書き、連日教員から聞き取りがありました。私は、高齢の患者様への申し訳ない気持ちが真っ先にあり、「なんて事をしてしまったんだ」との気持ちがあふれ出し、病棟の廊下で教員を前に泣きじゃくっていました。

 

 

他のエピソードでは、ある授業で何かのグループ分けをするのですが、まずクラスの全男子7人が並ぶんです。その男子と同じグループになりたい人は、その男子の列に並ぶみたいな方法です。どんどん私以外の列が人数が増えていきました。私、この方法に精神が崩壊し、授業中の先生に泣いて講義しに行きました。クラスメイト全員が見ている前なのに。もう泣きまくりでした。

 

冷静であれば、当時30歳ですからこんな状態には陥らないと今は思うのですが、精神面での余裕がないと、マイナス思考・被害的な感覚が研ぎ済ませれていくことにもなりますので、気をつけてください。

 

 

周囲のサポート

これは、家族などからのサポートです。専門学校なので学費もなかなかお高いです。私は、将来勤務予定の病院から奨学金を出してもらっていました。お金の工面が自分でできなければ、育英会などから借りる、もしくは親などから借りるという方法になります。お金が足りない場合は、バイトにいく必要があるかもしれません。

 

看護学校は、学科テストが多く、実習の記録時間も長時間に及びます。実習では、関連図・領域別アセスメント・翌日の行動計画・その日の振り返り記録。血液データの分析や看護計画のOP・TP・EPを個別性に合わせ記述するなど、私は6時間以上は毎日かかっていました。21時から記録を始め、そのまま翌日の電車に乗り、その日の実習目標を電車内で考えるなどを何か月も繰り返してました。自分一人では、なかなか難しいですね。病みます。

 

 

前向きな性格

マイナス発言が多い人というのは、人に対して良いイメージを与えないものです。

「〇〇さん。また、マイナス思考のことを言ってる・・・」

「あの人といたら、何か疲れやすいような気がする・・・」

 

マイナス思考の発言は周囲に対し、悪い影響を与えかねません。

 

できれば、「あの人といれば、面白いし私もポジティブになれるわ」と言われる人になりたいものです。このような人は、何でも前向きに捉え明るく、人に対する陰口もしません。周囲を自然に明るくしてくれたり、悩みを聞いてくれたり、励ましてくれるような性格の人は、とても看護師向きだと思います。

 

このような性格の人は、実習グループでのリーダーシップに長け、実習でのミスも良い意味で前向きに解釈し、今後同じ過ちを繰り返さないよう気持ちを切り替え、修正していくような人です。私は、引きずってしまうタイプでこんな人に憧れます。

 

 

度胸

実習中は、患者様や病院指導者、学校教員を前に、コミュニケーションだったり実技の看護技術(VS測定・清拭・オムツ交換など)を実施しなければなりません。学生側は、情報収集という目的で、何度も患者様のところへ行かされます。本当は行きたくないものです。患者様に「また、来たか」とか思ってたらどうしよう・・・って考えてました(笑)

 

看護技術も、全身清拭だとただ体を拭けばいいって訳じゃありません。患者様の疾患を事前に学習したうえで、留意点を書き出し、寒くならないように羞恥心に考慮し、麻痺の有無なども踏まえて優しく、侵襲の少ないように実践しないといけません。

 

実施した看護技術は、全部ではありませんが、その日の午後のカンファレンスで指導者・教員を前に、学生一人ずつ発表します。症状のどんな点を観察し、何に気を付け実践したか、明日はどういう計画を行いたいと考えていますなど、緊張しまくりです。やはり、度胸があるほうがプレッシャーに強く有利になります。

 

 

看護学校でうつになるのは、実習で追い詰められた人

やはり看護学校うつ病になる理由は、一番は実習にあると思います。特に3年次には各論実習に約9か月くらいは行かないとなりません。大変と感じる人の方が圧倒的に多いです。実習前には、多量の疾患の事前学習をルーズリーフにファイル何冊もまとめさせられます。

 

実習に行けば、病棟の担当指導者さんが付き、VS測定などの報告をしなければなりません。患者さんに看護技術の援助を行う前には、指導者さんに今から援助に行くことを伝え許可をもらわなければなりません。指導者さんも殆ど同行してきますので(笑)

 

また、援助に行くには、行動計画になぜその援助が必要なのか、どんな点を観察し気を付けなければいけないかを記述しておかなければなりません。その日の実習が終われば、帰宅後にすぐ風呂・食事を済ませ記録に取りかからないといけません。記録量は膨大です。実習が始まり2日くらいは情報収集という名目で実習を済ませれますが、情報収集しながら各領域の患者情報を用紙に埋め、そのデータ・患者の様々な様子(活動・排泄・栄養など10数項目ある)が正常か異常か記述していきます。

 

私は5時間以上は必ずかかっていました。今の患者様の状態が、入院前の普段の生活と何が違うのか、不足している所や異常なことがあるなら、看護師は何を援助しないといけないかなどを、教員や指導者さんに相談して進めていかないといけません。随時看護計画を修正して援助内容を考えていくのです。土日が休みでも絶対1日以上は潰れます。それで実習が順調にいくのならいいのですが、看護の方向性が違っていたり、行動計画などに個別性が無かったりすると、厳しいチェックが入ります。病棟に行かせてもらえず、記録の修正を延々とすることも何度もありました。こんな繰り返しでは、順調にいかない学生さんは気が滅入ってしまい、うつ病のようなことになってしまうのも無理はないと思います。

 

などなど、なかなか大変なことばかりな気がします。この記事を読んでいただいている方はどのような方でしょうか?現役の看護学生さんでしょうか。これから看護学生を目指される方でしょうか。または親御さんでしょうか。すでに働いていらっしゃる看護師さんもいるかもしれませんね。

 

 看護師までの道のりは、簡単に超えられる方もいらっしゃいますが、私みたいに遠回りされる方もおられます。私は、レギュラーを3年で退学し、准看護学校→進学課程(高看の学校)を経て看護師になった雑草中の雑草です。

 

 

でも、決して(できれば)あきらめないでください。やろうと思えばやれるそんな気合でここまで来ました。

 

 

看護学校を乗り切るには、学力や精神面での安定や、周囲のサポートが必要と書きました。何か、一つ不足していても他の事柄で補えることもあります。頼れる手段があるのなら、どうしても無理なら周りの人たちに助けを求めるようにしてください。自分も努力するのは大前提ですが。

 

最後にですが、看護師になるメリットはたくさんあります。

 

経済的には不況に強いです。今は特に看護師不足です。超高齢化社会のため、高齢者のいる病院・施設の看護師は不足してますので、免許さえあれば職に困りません。

 

女性なら、白衣の天使として男性からモテるはずです。昔から、男性は看護師さんが大好きな生き物なので(笑)

 

以下に看護師さんのモテる理由を書いた記事があります。

お時間があればお立ち寄りください。

看護師がモテるのはなぜ?その理由5選 - Nurseなドラマー (nursedrummer.com)